hairhythm blog

兵庫県加東市にあるヘアリズムのブログ。

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おまめさんを預かった話

3年前のある日、実家の父が犬を連れて帰ってくる。

生後半年の茶色い豆しば。

知り合いのブリーダーが年末まで関西を離れるから預かってほしいとのことだった。

その時が6月だったから引取りに来てくれる頃は1歳。

なんか預けた家で一歳になってしまってもいいのだろうか、

と思いながらも預かることになった。

これがとんでもなく臆病もので最初の一週間は散歩にも行けない。

踏ん張って動かない。

ご飯も食べない。

これは困ったものだと思いながらも徐々に散歩に行くようになってくる。

ごはんも上げてからコチラが見えなくなれば食べはじめるようになった。

相変わらずさんぽにはいくが頭も撫でさせてくれない。

よけるよける。

夜中にワンワン吠えるから見に行くと風になびくカーテンが怖かったようだ。

カーテンの裏に誰もいないのを見せたら安心して眠りだした。

どんだけ弱虫なんだ。

次の日また夜中に吠えていたので見に行くと風に揺れる稲穂にビビッて吠えていた。

 

稲穂書き分け誰もいないのを見せたら眠りだした。

勘弁して。

お手やおかわり、おすわりなどは全く仕込んでいない。

教えて情が移っても預かっているだけなので

年末に寂しくなるかとそのまま散歩だけ連れて行っていた。

名前もシンプル。

豆しばだから【おまめさん】。

妻が名付けた。

そしていよいよ年末、

そろそろ迎えに来るころだと構えていたのだが全く迎えに来ない。

しびれを切らした父が連絡すると

仕事が長引いて迎えに行けるのは4がつになりそうだということだ。

もうしばらくこのおまめさんを預かることになった。

なんかいつのまにか成犬になってるし。

あいかわらず弱虫ですが。

ちょっと人間に心を許し始めたころ、

金太郎ごっこ中の甥っ子にまたがられてまた人間不信。

そんななかあっという間に4月になった。

が迎えに来ない。

またしびれを切らした父が直接ブリーダーのところに向かった。

すぐ帰っていた父の手には血統書。

「もう十分なついているでしょうからこのまま飼ってやってください。」

なんか確信犯臭いぞブリーダー。

そのままうちの子になってます。

3年たった今では呼んだら来るように。

エサも手からでも食べるようになりました。

 相変わらずビビりですが。

最近の彼のブームは溝に流れてる水で行水。

激しく走り回って水浴び。

散歩もかなり長い距離が好きみたいです。

たまに止まってのんびり草のにおいをかぎ、

こちらも景色見ながらのんびりしていると大概寝ています。

散歩中に寝るなんてとんでもないやつですがまぁ楽しくやってます。